TEE : Queens of the Stone Age

q1
ストーナーロック、デザートロックの代表格であるKYUSSのギタリストだったJosh Hommeが結成したバンドがQueens of the Stone Age。ストーナーロックでは一番売れているのではないでしょうか。去年出たアルバム「…Like Clockwork」はビルボード1位になるほど。1stが出た当時から追っているバンドですが、当時から大分先をいったセンスのバンドでした。特にジョシュのギターリフが特徴的で一見機械的なんですが有機的に感じる部分もあり、不思議な音、リフです。時にオサレなクラブミュージックのような印象すら受けます。ザックやダレル、古くはアイオミさんやアンガス、エディのように音を聴いただけで誰と分かるほどオリジナリティがあります。ジョシュがVoも兼ねていますが力の抜けたセンスありきのVoで、抜け感があって、熱い=メタルっぽい=かっこわるいダサいの方程式からうまく抜け出せています。この方向はKYUSSでは出来ないなと解散に納得したものです。KYUSSのVo、ジョンガルシアが後に組んだバンドHERMANOで同じような方向性を示しましたがやっぱVoが少し暑苦しく感じてしまいました。さてそのQueens of the Stone AgeのTシャツです。1枚目はメンバー4人の顔がプリントされていますがこれまた元KYUSSのニック・オリヴェリとFOO FIGHTERSのデイブ・グロールがいるので3rdの頃のものでしょう。通りがけの入った事もない店先で安売りしてたのを買ったものです。たしか1,000円くらい。ただサイズがLなのでオーバーサイズ気味に着るか太っている時期に着るかの二択で最近はあまり出番がありません。QOTSAにしてはシンプルな良デザインで気に入っているのですが。
q2
2枚目はAmazonでなんとなく見つけて買ったらサイズが思いのほか小さいし、生地がペラペラでボディラインが出過ぎるのでこれまたあまり出番のないもの。デザインも悪くないと思いながら、着るとなんか惜しいという微妙なモノ。
q3
3枚目は最近OSOMALOさんで購入した珍しいグリーンボディのTシャツ限定デザインのQOTSAっぽくないもの。緑が明る過ぎてコーデしづらくて結局まだ一回しか着れていません。QOTSAはTシャツがださいのが多いので、見つけても買わない事が多かったのですが気づけば3枚も所有していました。

この曲のリフがとくに好きで仕事中、眠い時に聴いてアゲアゲしています。

Pride & Glory(ZAKK WYLDE)/ Pride & Glory

PG

BAND : Pride & Glory(ZAKK WYLDE)
TITLE : Pride & Glory
ブログ始めてまだ書いてなかったか!と思うほど大好きなギタリストでありますザックワイルド。当時の彼はサザンロックにハマっており、Lynyrd SkynyrdならぬLynyrd Skinheadなるカバーバンドを遊びで始めたのがいつの間にかオリジナル曲が増え、オジーも引退するって言い出しちゃったから名前変えてデビューしちゃったってバンドです。オジーバンドではどこまでザックが作曲に貢献しているか見えないので初のソロ、初歌声、しかもサザンロックという事で心配でしたが曲もメロディも素晴らしく、ギターも弾き過ぎってレベルで大満足でした。サザンロック好きからしたらどうなんでしょうかこのアルバム。このアルバムをきっかけにサザンロックも少しかじりましたが、ここまでパワフルなアルバムには出会いませんでした。酷評も目にするんですが1曲目の出だしがかなりカントリーで損(メタル耳には)してると思います。2曲目のHorse Called Warや5曲目Harvester Of Pain、11曲目Toe’n The Lineなんかは出だしからハードで勢いもありメタル耳には聴き易いと思います。どの曲でもギターソロをかなり長く、時には何度も弾いており、ギター好きじゃないとしつこいアルバムかも。ただのリフ馬鹿1代ってわけじゃねーぞ!とばかりに、しっとりと聴かせるメロディアスな曲も多く当時は驚きましたがザックにはこういう側面もあるようです。このアルバムを聴くとオジーのアルバムでのザックの貢献具合が透けて見えてきます。歌声もこの頃はとてもパワフルで自然体で心地よい。最近は器用になっちゃって変にオジーに寄せてますね。ザックはこの後、バラードアルバムを出し、オジーバンドと平行して自身のバンドBLACK LABEL SOCIETYを立ち上げ今日まで続けていますが個人的には、このPRIDE&GLORYまでのザックをピークとしています。オジーでのアルバムもOZZMOSIS以降は捨て曲多いし、BLACK LABEL SOCIETYでのリフもつまらないのです。ソロも悪くないのですがもはや手癖に聴こえてしまい予定調和の域を超えてきません。ヤングギターかなんかのインタビューで「素晴らしいリフは単音でシンプルなものだ」みたいな事言ってましたが良さが伝わってきません。単純に好みの違いなのか文化の違いなのか?NO REST〜の頃のような派手なリフ弾いてほしいぜ!やっぱ若い頃しゃにむにやって生み出すものは活きが良く新鮮だが鮮度は短く、歳とって賢くなると、勢いはないが賞味期限の長い安定した物になってしまうのでしょうか。ザックファンと言っておきながらザックの進化についていけなかったです。

これはお台場でまだzeppなんかもない時代に野外でやったライブです。この後STEVE VAIが出てトリはモトリークルーでした。曲最後のソロだけで2分位弾いてます。もうギターが弾きたくてしょうがないんすね。このザックが履いてるデニムが最高にクールで当時同じものを探しました。ヒスのはベルボトムじゃないし。。ようやくかなり似ているのを見つけたのは1、2年後でもうあまり履く気分ではなかったです。ギターのペイントにもセンスのある人で大胆なターゲットマークやアメリカ南部国旗柄のレスポールを焦がしてビール瓶の王冠を打ち付けたやつとか古いレコードジャケットをコラージュしたやつとかどれもイカしててデザインセンスもある人なんだと思ってます。

2014.6.8 味の素スタジアム : AKB48 大島優子 卒業コンサート

akb
EARTHを見た3日後にAKB48の大島優子卒業コンサートに行ってきました。3月30日に国立競技場で開催予定だったのが荒天で延期となり日程の都合で行けない人員が出てチケットが1枚余るという事で急遽参加させていただく事ができました。ヘビーローテーションが流行った頃に、色々と既成概念を打ち破った活動が気になり少し研究したのですが、当時、秋葉原劇場のチケットがとれず一度も見ないままなんとなくフェードアウトしていたのですが今回参戦が決定したので改めて勉強。とはいえこのグループ、曲が多過ぎます。。詳しい方にこの曲は聴いておけ!というのをリストアップしてもらい寝る前にYOUTUBEでその曲を聴いてから寝るという1週間。EARTHのライブ帰りもAKB聴いてました。卒業コンサート前日には雨の中AKBグループ総選挙があり、否が応にも盛り上がってきました。当日は雨もほぼ上がり、味の素スタジアムのある飛田給駅に着くと香ばしい人がたくさん。駅前でオタ芸を合わせてる人までいます。うわぁぁと思いながらも待ち合わせてた人と合流したら光る棒(サイリウム)を6本渡されました。全色違っていて、内2本は大閃光です!と説明受けましたが大閃光なんて言葉初めて聞いたのでどう使うんすかというレクチャーを受けながら会場へ。握手会での事件があったので厳重な荷物検査を受けて、金属探知期で全身をチェック。会場には7万人来ているそう。ラウドパークが1日で1万3000人ほどなのでこんな大人数は初めて?の体験かも。あ、サマソニはこれより多いか。エアロスミスのドームとどっちが多いかな。1曲目が始まると一緒に行った人のテンションが突如MAXに。ミックスというAKBファンならではの掛け声を叫びまくってます。そうですこの人、ガチオタでした。2年前にアイドルオタは止めたらしいのですがそれでもこの底力。国民的アイドルになった48系本店(て言ってた)のコンサートだと新規ファンが多くミックスが出来ている人のほうが少なかったですがゼッタイに覚えていったほうが面白そうでした。曲間でも一人が「優ぅぅ子〜」と叫ぶと音程を変えて「優ぅぅ子〜」と続き連鎖していきました。それをファン同士でリレーしていくのも楽しみの一つらしいのですがこれまた新規が多いのであまり続かず、すっかりファンの雰囲気が変わったと嘆いておりました。コンサートは小林幸子の紅白オマージュな衣装というかセットで大島優子ソロから始まりその後ヘビロテ、会いたかったなどシングル連発しながらジャニーズばりに空中を飛び回るメンバーがアイアンマン3でたくさんのアイアンマンが飛んでるのと完全一致、中間では各チームの劇場曲、各支店のオリジナル曲など詳しくないと全くわからない時間がえらく長く続き、ラストにまたシングルが続いて本編終了とここまでで3時間が経過しました。。長い。。3日前のEARTHのライブも長く感じましたがこれも長い。。隣のガチオタも序盤は元気でしたが離れている2年間の知らない曲を連発されてテンション下がっていました。アンコールでは大島優子の過去映像から大島優子ならではの曲が連発。ここでYOUTUBE勉強がようやく役に立ちました。過去に卒業したチームKのメンバーも駆けつけました。てっきり前田敦子とか篠田麻里子とかも来るもんだと思ってましたが登場せず。あとで調べたら前田、篠田、板野は会場には来ていたようです。出てこいや。曲の途中で大島優子がグループメンバー全員と握手するコーナーがありこれがまた苦行。ファンにとってはこれだけ大人数の中にそれぞれ推しメンがいてそれが確実にモニターにアップで写る大事な場面らしいのですが、、なんせ263人もいたそうで。SLEEPのDopesmokerばりのマリファナ聖地への行進のようでした。最後大島優子がゴンドラに乗り、客席の頭上を通って退場、残った大島優子抜きメンバーでラブラドールレトリバーで完全終了となりました。17時から21時ちょいすぎの4時間。帰りの駅が地獄だったので駅周辺のお店で時間潰してから帰りました。こりゃ本気で楽しむならミックス覚えて劇場だな。そこまで行く勇気はないですが。とても良い経験になりました。

カテゴリー: LIVE