TEE : MC5

MC5
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このMC5のバンドTシャツはHYSTERIC GLAMOURのものです。デザイナー北村さんがデトロイトロックに傾倒しておりMC5やIggy & The StoogesをモチーフとしたTシャツがよくリリースされます。MC5は1964年、アメリカはミシガン州のデトロイト出身の5人組ロックバンド。車産業で有名なデトロイトならではのバンド名でMOTOR CITY FIVEの略。後にIggy & The Stoogesやテッド・ニュージェントと並んで凶悪なデトロイトロックの代表格とされます。やっぱ有名なのはRage Against The Machineもアルバムでカバーしたkick out the jamsでしょう。「マザーファッカー」という最低な絶叫から始まりテンポの早いリズミカルなドラム、弦楽器がユニゾンで一体となったリフが当時としてはヘヴィでベースはうねりまくっています。この1曲でデトロイトロックを代表するバンドになったと言ってもいいくらいずば抜けてヘヴィでキャッチーな曲です。ロゴとかグラフィックがかっこいいので他にもTシャツを4、5枚持ってるくらい好きですが、kick out the jams以外の曲はあんまり印象に残っていません笑。一時期ヘラコプターズのニッケロイヤルがMC5のキャップをかぶっていたのがクールで長い事同じ物を探しています。

RATMカバー

ヘラコプターズもカバー

THE HEADS / Everybody Knows We Got Nowhere(Remaster)

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BAND : THE HEADS
TITLE :Everybody Knows We Got Nowhere

イギリスはブリストル出身のストーナーロックバンドの2000年発売の2ndアルバムのリマスター+フランクコジックがやっていた伝説のストーナーレーベルMans Ruinの廃盤EPいくつかを集めた豪華2枚組。イギリスやヨーロッパ出身はドゥーム寄りだったり湿気たっぷりの音が多いイメージですがこのバンドはアメリカ産のようなカラッとしたストーナーロックを独自路線で聴かせてくれます。ヘヴィというよりファズ全開の粗いギターが延々とリフやソロをジャムのごとく弾きまくります。ベースはうねりまくり荒れまくり、小技の利きまくったドラムワークが程よく全体を引き締めます。半分くらいインストなのですがVoが入っている曲も語っていたりつぶやいていたりで雰囲気重視。とにかくサイケでアシッドでスペーシー。FATSO JETSON meets HAWKWINDと言えばわかりやすいでしょうか。STOOGESやNEBULA、グランジやニューウェーブも思い起こさせる一筋縄ではいかない素晴らしいアルバム。フライデーナイトはこれで決まり。THE HEADS関連はすぐに無くなるので見つけたら即ゲットです。2000年当時はとにかくヘヴィな事が重要でこの酩酊感の良さが理解できず枚数限定の多いTHE HEADSアイテムの数々を逃してきたのが悔やまれます。

最近、CDのブックレットの紙質が安上がりなものが増えたような気がします。別にいいんですが、CDケースから取り出す時に1枚目がケースに静電気でひっついて、ケースの出っ張りに引っかかり続け、最終的に紙を折り曲げる勢いでめくって引っ張らないと取り出せなくてイライラしてます。

TEE : MANOWAR

manowar
MANOWARのHAIL TO ENGLANDのTシャツ。LOUDPARKにヘッドライナーでやってくる!という話をうけてこれ逃したらもう見れないかもなぁと思いながらそういやMANOWARのTシャツ持ってないなぁ→KINGS OF METALのTシャツ今ならダサかっこいいかもなぁ欲しいなぁ→探したけど小さいのないからとりあえず〜で買ったもの。Amazonで買ったんですがボディが真っ黒でなく色あせたグレーみたいなやつで生地もヘロヘロの一番苦手なボディだったのでほとんど着ていません。MANOWARのロゴだけのTシャツとかないですかね。さてそのMANOWARがなんとLOUDPARKをキャンセル。去年のKING DIAMONDに引き続きヘッドライナーがキャンセルなんてついていませんね。MANOWARが出る予定だった日にはDOWNも出るので行こうかなと思っていたのですがやめます。Los Angels港の火災の影響による船便の遅れにより、バンドの機材の公演までの到着が困難な状況となりやむを得ずキャンセルで変わりに単独公演をするそうです。代替機材の使用など協議を重ねましたが、MANOWARがMANOWARたるライヴを行うためには自身の機材が不可欠らしいっす。相変わらずネタの宝庫満載なバンドです。世界一ラウド(最も音量のうるさい)なバンドとしてギネスに認定されたのですが(申請したのかなw)、聴力障害を促す恐れがあるため取り消されたり、レコード会社との契約を交わす際に自らの胸にナイフを突き立て(どのくらいw?)、その血で書面にサインしたり、息子が重い病気にかかってしまって看病のために脱退したドラマースコットからドラムを譲り受けた新ドラマーライノは今まで使っていた自分のドラムセットに火を放ち「俺は自分の過去を燃やした。俺に過去はない。あるのはMANOWARのメンバーとしての未来だけだ」と強い(アホ)意思表明をするも後に「息子の病気が治ったよ!」とスコットがちゃっかり復帰しちゃったり、メンバーになるにはマッチョでハーレーに乗ってて、未婚の人じゃなきゃダメだったりと、どこまで本気なのか心配になる数々の逸話があるメタルのおバカ代表みたいな人達です。大袈裟で力強いドラマチックさ、エリックの筋肉質なシャウトにリーダー、ジョーイ・ディマイオ先輩のベースがからむと闘争心が掻立てられるロールプレイングゲームの世界のようなヘヴィメタルが出来上がります。メタル好きとしてはネタも込みで一度くらい見ておくべきかなぁと思いつつも腰が重い。。単独はZepp Divercity Tokyoで10/29、30だそうです。

この曲がダントツで好きです。Hail!