WELCOME 2016 / GOODBYE 2015 & LEMMY

news_xlarge_AL7K4035_for-WEB

一旦更新頻度落ちるとダメですね。気付いたら年超えてました。昨年末といえばBABYMETALのワールドツアーファイナルに行ってきました。ここでの目玉は当然空手(仮)とラララ(仮)の新曲2曲です。あわだまフィーバーや違う(仮)など以前に発表された新曲もありますが、この日の2曲はRoad of Resistance並みに素晴らしい!特にラララ(仮)には感動しすぎました。あれ以来頭の中で繰り返し聴いています。ラララ(仮)は世間ではDREAM THEATERオマージュと言われていますね。Illumination Theoryぽい部分多いかも。出だしのメロディーはOZZYのNO MORE TEARSの中間部3:14なのでは!と思ってます。ラララ(仮)の初披露は6月のメッセライブのエンディングで一部だけ披露されていました。この時点で完成していた、もしくは断片は出来ていたと思うのですが、この時のライブでオズフェスへの参加を既に臭わせていまし、実際オズフェスへ参加しました。ズッ友写真は撮れませんでしたが。。なのでOZZYオマージュを入れて来るのは十分考えられます。KOBA-METALはそこまで古いメタルというより90年代以降のメタルを好む傾向にあると思っているのでOZZYといえば普通ランディ時代なのですがザック時代の名曲からのオマージュもあるんじゃないかと思ってます。そして曲の大半を彩る印象的なギターメロディですが、ARCH ENEMYのWE WILL RISEの最後、3:50からのギターソロとDREAM THEATERのTAKE THE TIMEの4:35からのソロが合体したような感じ。あとたしか途中クイーン的な転調場面もありました。それとももっとDREAM THEATERに似た曲があるんでしょうか。DREAM THEATERは2nd以降あまり聴きこんでないので今あわてて各アルバムを聴いてます。こういう時APPLE MUSICは便利です。2015年にBABYMETALがライブした会場SSA、MAKUHARIメッセ、YOKOHAMAアリーナ、この3カ所を線で結んだトライアングルの真ん中である東京ドームで2016のワールドツアーファイナルを飾るとか出来すぎてますね。しかも3カ所の頭文字は3人の頭文字になっているなんてオマケまで。鳥肌です。4月1日の2ndアルバムが楽しみです。最後にレミーが逝ってしまった2015年。2015年のMOTORHEAD新作にしてラストアルバムは素晴らしかったです。フックのある曲が多くまだまだ最高だなと思った矢先でした。2016年も早々にデビッドボウイさんが逝ってしまわれましたがこれからどんどん増えていきそうです。BABYMETALに関してが長過ぎて無理矢理他の話題書こうとしましたが強引でした。またぼちぼちマイペースに更新できたらなと思います。

長いけど名曲ですねー

この頃のザックはホント素晴らしい。。

この曲はスルメ

2016.5.1追記。ラララ(仮)改めTHE ONEの横アリVERです。COOL!

この新曲もライブで観たかったなぁ。R.I.P

TEE : EARACHE

EARACHE
1990年前半、一番イケてるレーベルがEARACHE RECORDSでした。SLAYER最高!とか言ってた高校生の自分がTOO LOUD! TOO HEAVY! TOO SPEED!とばかりに速さを求めて行き着いたのがNAPALM DEATH。正直騒音にしか聴こえずこれは音楽じゃねーだろ、、とすぐにCDを売ってしまうという愚行に出たくらいケツの青いくそガキだった頃にロゴを見るだけでやべーCDに決まってると思わせてくれたレーベルです。このレーベルが無ければデスメタルもグラインドコアもメロデスもドゥームの流行も無かったのかもしれないと思わせるほど様々なバンドを輩出しています。レーベルというものを意識し始めたのもEARACHE RECORDSかEXTASY RECORDSです。その後、MAN’S RUINやRISE ABOVE、SOUTHERN LORD RECORDSやRELAPSEなど意識してレーベル買いをし始めますがEARACHEのロゴは未だに心躍りますし、ある種のハードルも感じます。自分に理解できるのか?と。そういえばNAPALM DEATHの新譜が良いらしいですね。

NAPALM DEATH辞めたリードリアンが始めたCATHEDRAL。1stは遅さへの振り切りが半端なくすぐには理解できませんでしたが2ndのこの曲は適度な速度でキャッチーさも兼ね備えたドゥームメタル入門の1曲としてはもってこいの名曲です。この2ndで完全に華開いた感があります。ドゥーム野郎にとってのEARACHEといえばCATHEDRAL、SLEEPでしょう。

RISE OF THE NORTHSTAR / Welcame

original
original-1
BAND : RISE OF THE NORTHSTAR
TITLE :Welcame

フランスの日本オタによるハードコアバンド。日本オタというと萌えアニメやガンダム、アイドル系が思い出されますが、こいつらは90’sの週刊少年ジャンプやヤンキー、不良といった中2病全開のジャパンカルチャー好きという大人になりきれない少年達。バンド名も北斗の拳(Fist of the North Star)をもじっていますし、ジャケットのイラストも鳥山明タッチでヤンキーを描いてます。VoのVithia aka”スーパーベジータ”が描いたそうです。最近では入れる事の減ったCOMPACT DISCのロゴをわざわざ大きく一部反転で入れるあたりも90’sへの拘りを感じます。ライブは短ラン着てるし歌詞にはサイヤ魂や悟空、不良、ラオウ、竹蔵(バガボンドだと思われる)、聖闘士、暴走族、甲子園など中学時代を思い出させる単語を交えながら熱い日本愛や仲間愛などに溢れ、まさに少年マンガの正義のヤンキー一直線です。音はHATEBREEDやDOWNSET、SICK OF IT ALLみたいなストロングスタイルのハードコア+SLAYERやMACHINE HEADっぽさを感じるメタルっぽさ(ギターソロやツーバスの使いどころでしょうか)もありとても硬質でパワフル、メタル耳にも聴き易いです。ギター(EVA-Bさん)がかなり技巧派でスイープまで魅せてくれます。ハードコア特有のブレイクダウンの切れ味は凄まじく、そこに乗るラッピングボーカルもクソクールです。ここまで日本愛を前面に出していると嬉しくなってしまい、贔屓目で聴いてしまいます。ハードコア界でどういう評価なのか知りませんが、ドゥーム/ストーナー/メタル野郎の興味を惹き、引き込むだけの個性、パワーはありました。バンドのサンクスリストにRATMやSUICIDAL TENDENCIES、BIOHAZARD、Wu-Tang Clan、METALLICA、PANTERAに並んで鳥山明、井上雄彦、車田正美、北条司はまだしも、桜木花道や星矢、一輝、ベジータ、ラオウ、鬼塚、ニコガク、あげくの果てには新宿歌舞伎町のロボットレストランまでならぶバンドは彼らだけでしょう。

こちらはアルバムの前に出た2012年の2ndミニアルバムの曲。彼らの趣味を凝縮した素晴らしいPV。

これもそう。かっこいい〜

これは2011の東日本大震災の時に日本のために制作した曲。不死鳥のように蘇れと聖闘士星矢のフェニックス一輝にかけた曲だそう。途中、鳳翼天翔繰り出します。