
「リバプールの残虐王」CARCASSにはメロディックデスメタルに変化し有名になった「Heartwork」から入りました!というグラインドコア連中からしたら完全な後追いミーハー野郎ですが日本ツアー最終日に行ってきました。怖いゴアグラインダー達が大勢いてゲロまみれにされるのかと思いきや全身黒のメタルオタク、スラッシャーがほとんどで半パンNEW ERAキッズはほとんど見かけませんでした。ナパームデスの時は半パン率がかなり高かったんですけどね。NASUMとかも一緒だったからか。もういい歳だしせっかく来日してくれているアーティストをじっくりと観たいという事が多くなってきたのですが一緒に行った友人がモッシュしたいというので始まるのを待ちながら中盤に陣取っていたらオープニングと同時に人波に巻き込まれ最前5列目あたりになってしまい久しぶりに汗だくになりました。最新アルバムの1曲目でもあるSE的な「1985」からHEARTWORK1曲目「Buried Dreams」でライブがスタートという掴みすぎる幕開けから名曲のオンパレードでした。「Ruptured In Purulence」はより邪悪になっててかっこよかったぁ。後追いで全アルバム聴いたとはいえ初期の2枚は記憶があやふやなレベルで、音の問題もあってか、知らない(覚えていない)曲もありましたが改めて聴くと意外と初期の曲もしっかりメロディを弾いている印象でした。もしくはライブアレンジ?後追い野郎ならでは、もしくはDOOM/STONER好きならではかもしれませんが5th「Swansong
」はデスメタル要素にロックの要素もあって大好きなのですが「BLACK STAR」のイントロから急展開「Keep on Rotting In the Free World」も痺れました。途中ドラムが止まって変な間があってからジェフがサビをオーディエンスに求めて感動的に盛り上がる展開がありましたがあれってドラムのミス?なんか気まずそうな顔してたダニエルさんが印象的でした。本編終了後、違和感のあるディスコチューンRosebudの「Have a cigar」が流れジェフが踊りながら再登場。「HEARTWORK」で締めてライブ終了かと思いきやまたまたディスコチューンが。期待して待つもそのまま終了〜。もう一度出る予定をやめたのか、そういう演出だったのか良くわかりませんでした。しかしジェフとビルの存在感は凄かった。ジェフは歳とって毛も薄くなり白髪まじりで、ストリートで見たら浮浪者にでも見えそうですがステージでは圧倒的で、MOTORHEADのレミーに似てるなぁと感じました。自分も髪の毛が心配で薄くなったら坊主にしようと思っていましたが、ああいう開き直りもいいのかも。独特のVoはCDと変わらず凄みがあり不快感満点(褒言葉)でした。ビルは実家に日本のファンが押し掛けるほどのイケメンですが歳をとっても変わらず、オーディエンスも昔からファンだったんだろうなぁという派手なおばちゃんが最前を陣取っていました。久々にクタクタになったライブ後はCARCASS観たんだから臓物でも食いますかと適当にホルモン食える店に入ったのですが2人共ホルモンがそんなに好きでない事が注文時に発覚、サムギョプサル(肉だし)に変更しました。マーチャンは今回どれも微妙なデザインだったのとGWにバンドTを買いすぎたので自粛。ミュージシャンの多くは若い頃は無知と勢いに任せ曲を作り、その無知や勢いから自由な発想が生まれオリジナリティとなりますが、経験を経て様々な音楽理論を吸収し、レベルアップしていく反面、音楽の常識に縛られ個性がなくなっていく事が多いように思うのですが、CARCASSの最新アルバム「Surgical Steel
」はどちらも成立している名盤であると思います。しばらくCARCASSを聴く日が続きそうです。
月別アーカイブ: 2014年5月
Admiral Sir Cloudesley Shovell / Check ‘em Before You Wreck ‘em


BAND : Admiral Sir Cloudesley Shovell
TITLE : Check ‘em Before You Wreck ‘em
サバスというよりバッジーやBOC、HIGH TIDE、SIR LORD BALTIMORE、CAPTAIN BEYOND、MOTORHEADなどリフ主導だけどパワーコードだけではない古き良きブリティッシュなハードロッキンなバンドの2nd。ドラムはおかず多め、ベースもうねりまくり、ギターも暴れまくり、Voはやや下品、なのに時に紳士的なパートあり、そこからの爆発の対比が最高なわけです。おなじみCATHEDRALのリードリアンのレーベルRISE ABOVEからのバンドですがこの方向性のバンド(ASTRA、Diagonalなど)でようやく心底素晴らしいと思えました。ヴィンテージサウンドのドゥームバンドだと古臭いだけとかよくわからない繊細でフォークなアレンジが多くてアートっぽいバンドが多くてピンとこない事が多いのですが、このバンドはそういったバンドと同じ方向性でありながら少しギターがワイルドで聴きやすいのです。アートワークやロゴ、バンドキャラクターもセンス抜群。ロゴはセリフ付きでRとイタリックが利いた飾りのついたクラシカルな書体でバンド名が長いのでインパクト強くてクール。文字詰め、行間、バランス最高。しいて言うならCがGに見えるのが紛らわしいなぁ。このロゴだけでTシャツ欲しくなります。バッジーのインコをイメージしているのかアイアンメイデンのエディのようなキャラクターを意識しているのかわかりませんが1st、2nd共に赤い鳥の被り物をしたキャラクターが登場しています。これはPVにも出てきます。映像で見ると少しグロくて数年前のWEB広告であったバーガーキングの鳥の怪人を思い出しますが、バンド名が長いから覚え易いイメージを狙っているのでしょうか。メンバーのルックスがイマイチなので隠したいのでしょうか。2012年に出た1stもオススメです。
