インテレクチュアルスラッシュメタルMEGADETHのTシャツ。町田のディスクユニオン向かい側のビルの中にある古着屋さんで買いました。初期デザインでサイズが小さいのはなかなかレアなのでは。当時のバンドTシャツの厚みのものが着古されて薄くなりながらも素材のせいか少し固いのが好きです。これがもう少し着古してしまうとテロンテロンになってボディラインが解り易くなってしまうのです。このフリーザ第二形態状態を古着バンドTとして最高峰としています。中学生の頃、音楽鑑賞に目覚め、よりギターが歪んでいて激しい音を好むようになりX(BLUE BLOODでメジャーデビューした頃)まで辿り着いたんですが、洋楽になると当時は情報が雑誌くらいでどれにメタルが載ってるかも分からない田舎の情弱野郎だったのでTSUTAYAの洋楽コーナーにある激しそうなジャケをあてずっぽで借りたのがHANOI ROCKSとIRON MAIDENのNo Prayer for the Dying。HANOI ROCKSはXに比べると音が薄っぺらく歌声も理解できず失敗。メイデンはバンドチョイスは後になってみれば悪くなかったと思いますが、よりによって一番地味なアルバムをチョイスしてしまい、その当時はやっぱり激しさが足りずXってすげぇんだなと思い込みました。高校に入り新しい友達が出来ると海外のメタルに詳しい友人がたくさん出来て最初に借りたアルバムがMEGADETHのRust in Peace
でした。Xに比べ俄然音も分厚く激しく派手で驚きました。ただ激しいだけでも緻密なだけでもなく一つ一つのリフが口ずさめるくらいキャッチーでそのリフが1曲のなかでどんどん変化していき今までにない曲展開に「やっぱ海外にはこんなバンドがいたんだ!」と一気に心が持っていかれました。イマイチな歌声が気にならないくらいの感動でした。日本では有名なマーティーフリードマンのオリエンタルなギターソロやデイブの刻む様々なリフ、ニックメンザの派手なドラムもたまりません。ここからぼくのメタル道が始まりました。今もiPhoneの目覚ましは「Tornado Of Souls」です。まさかこの歳になっても聴いてるとは思いませんでしたけど。
当時WOWWOWでコレが放送されました。いい時代でした。